アメコミ読書録

読んだアメコミの感想等徒然に

祝DCユニバースリバース発売! Superman:the Final Days of Superman

ついにDCリバースユニバースの邦訳本が発売されましたね!

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【最新刊】DCユニバース:リバース | ShoProBooks

 

 ところでこの話はNew52のスーパーマンの死から始まるのですが、スーパーマンの死について書かれた話、Superman:the Final Days of Supermanの邦訳が現状予定されていないので、スーパーマン関係でリバースに繋がりそうな重要な部分についてご紹介したいと思います。

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 SUPERMAN: THE FINAL DAYS OF SUPERMAN | DC

 

●ラナとの約束

    自分の死を悟ったクラークはまずラナ・ラングを訪ね約束を取り付けます。

    それは自分の死後、スモールヴィル墓地に眠る育ての親、ケント夫妻の墓の隣に自分も埋めて欲しいという願い。

    同じスモールヴィルで育ち、今もスモールヴィルで暮らす旧友のラナにクラークは自分の死後を託したのでした。

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孤独の要塞

     孤独の要塞の新たな主人にスーパーガールを選んだクラークはバットマンの協力の下カーラと再会、孤独の要塞のマスターキーを譲渡します。

    この北極にある孤独の要塞にはクラークの産みと育ての両親4人の像があり、カーラのために新たに自分の記録映像(?おそらくクリプトンのデータベースの案内役として)を残しています。

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フラッシュポイント前のクラークとの会合

    フラッシュポイントというイベントで新しくなった今の世界(プライムアース)には実はフラッシュポイントの前にあった世界から来たスーパーマン一家が10年程住んでいます。

    バットマンにだけは存在がわかるように注意を払いつつ田舎暮らしの傍ら密かにヒーロー活動をしていたクラーク・ホワイト(この世界のクラークのためケントと名乗れず偽名)とその妻ロイス・ホワイト、息子の・ジョナサン・ホワイトがついにこの世界のロイス・レーンに存在がバレてしまいます。

     さらにスーパーマンバットマンワンダーウーマン、スーパーガール、ロイス・レーン、ラナ、スチールに初めて会ったクラーク・ホワイトは彼らと共にこの世界のスーパーマンを看取ることになります。

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    またスーパーマンの死の一件でホワイト家は破壊され、DCユニバースリバース以降ハミルトンへ引っ越します。その際に苗字も変え、以後は姓をスミスと名乗っています。

     ちなみにこちらのスーパーマンコロラドの山中に孤独の要塞を持っています。

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●4つの赤い光と死体

    スーパーマンは死ぬ際に四方に赤い光を放ちました。

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    そのうち2つはロイス・レーンとラナにあたり、残り2つは何処かへと行ってしまいます。

    また遺体は塵になってしまいました。

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    スーパーマンの死と彼の功績はロイス・レーンによって新聞記事で報じられています。

 

    他にも新たなキャラクター、ケナン・コンを主人公に迎えるNew Super-man誌に続く、中国へトリニティが行く話や自分をスーパーマンだと思ってしまった男との戦いなどスーパーマンが死ぬまでを描いた、公式にDCユニバースリバースの前日譚、Road to RebirthとされるSuperman: the Final Days of Supermanを読めば今後刊行されるリバース期がより楽しめます!

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 NEW SUPER-MAN VOL. 1: MADE IN CHINA | DC